エムパベリ

エムパベリについてエムパベリについて

エムパベリとは

エムパベリはC3腎症および一次性IC-MPGNの患者さんに使用される注射薬です。

エムパベリはC3腎症および一次性IC-MPGN を引き起こす原因と考えられている補体(C3)のはたらきを抑えることで、蛋白尿減少と腎機能保護が期待できます。

エムパベリは注射のお薬であり、投与開始時は必ず医療施設において、 C3腎症および一次性IC-MPGNに十分な知識・経験を持つ医師が投与を行うか、医師の直接の監督のもとで投与を行います。

エムパベリの投与開始後、主治医により適用が妥当と判断された場合は、在宅自己投与も可能です。

※一次性免疫複合体型膜性増殖性糸球体腎炎のこと。難病情報センターでは、一次性免疫複合体型膜性増殖性糸球体腎炎とC3腎症を合わせて一次性膜性増殖性糸球体腎炎としています。

補体系とエムパベリの作用

C3腎症及び一次性IC-MPGNとは

C3腎症及び一次性IC-MPGNは、免疫において重要な役割を担う「補体」が過剰に活性化することで起こる病気です。補体の一種である「C3」が腎臓の糸球体(血液をろ過する腎臓の小さなフィルター)に蓄積することで炎症が起こり、腎機能が低下します。

一次性IC-MPGNでは、糸球体に「C3」と「免疫グロブリン」という物質が同程度蓄積しているのに対し、C3腎症では、C3が免疫グロブリンに比べて多く蓄積することが特徴です。

C3腎症及び一次性IC-MPGNは指定難病に分類されており、日本では、年間350〜450人ほどが発症していると推定されています。1)

血尿、タンパク尿、むくみ、高血圧などの症状があらわれます。

C3腎症および一次性IC-MPGNは、自然に治癒することはまれで、慢性的に進行する病気です。C3腎症患者の最大63%が10年後に腎不全に進行すると推定されており、透析や腎臓移植が必要になる可能性があります。1)

※一次性免疫複合体型膜性増殖性糸球体腎炎のこと。難病情報センターでは、一次性免疫複合体型膜性増殖性糸球体腎炎とC3腎症を合わせて一次性膜性増殖性糸球体腎炎としています。

補体系とエムパベリの作用

エムパベリによる治療を始める前に

エムパベリは、C3腎症、一次性IC-MPGN患者さんに投与される注射のお薬です。

エムパベリによる治療を開始するにあたっては、以下のステップが必要となります。

エムパベリは、主治医により適用が妥当と判断された場合には、在宅自己投与も可能です。

STEP
1

エムパベリによる治療が可能か否かについての主治医による説明

↓
STEP
2

エムパベリの有効性及び安全性(副作用)に関する説明

↓
STEP
3

「患者同意書」への署名

↓
STEP
4

「髄膜炎菌ワクチン」、「肺炎球菌ワクチン」、「インフルエンザ菌b型ワクチン」の接種

↓
STEP
5

「エムパベリ®患者安全性カード」への記入

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STEP
6

エムパベリによる治療開始

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STEP
7

エムパベリの在宅自己投与の検討と「エムパベリ®スターターキット」の説明

1)難病情報センターホームページ「一次性膜性増殖性糸球体腎炎(指定難病223)」から引用